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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

源氏物語&古典をはじめ、日常の生活に雅とユーモアと笑顔を贈ります🎁

2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【平家物語119 物怪〈もっけ〉②】 清盛が小庭の内を眺めると、死人の髑髏が埋めつくしている。やや 奇怪、と目を見張れば、髑髏は上になり、下になり、骨と骨のふれ合う乾いた音が不気味に満ちみちている。

またある朝、 清盛が寝床から起きぬけて妻戸を押し開いて小庭の内を眺めると、 こはいかに、死人の髑髏《どくろ》が小庭を埋めつくしている。 やや、奇怪、と目を見張れば、その髑髏は上になり、下になり、 骨と骨のふれ合う乾いた音が不気味に小庭に満ちみ…

【🦢古事記 インデックス】

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【古事記 1〈こじき〉序文 過去の時代】太の安萬侶によつて代表される古人が、古事記の内容をどのように考えていたかがあきらかにされる。古事記成立の思想的根據である。

【序文】 過去の時代 ——古事記の成立の前提として、本文に記されている過去のことについて、 まずわれわれが、傳えごとによつて過去のことを知ることを述べ、 續いて歴代の天皇がこれによつて徳教を正したことを述べる。 太の安萬侶によつて代表される古人が…

【古事記2 古事記の企画】稗田の阿禮という人があり、年は二十八、人柄が賢く、目で見たものは口で読み伝え、耳で聞いたものはよく記憶しました。そこで阿禮に仰せ下され、帝紀と本辭とを讀み習わしめられました。

古事記の企画 ——前半は天武天皇の御事蹟と徳行について述べる。 後半、古來の伝えごとに關心をもたれ、 これをもつて國家經營の基本であるとなし、 これを正して稗田の阿禮をして誦み習わしめられたが、 まだ書物とするに至らなかつたことを記す。—— 飛鳥《…

【源氏物語 749 第23帖 初音8】聡明さは明石の魅力でもあった。源氏は心が惹《ひ》かれて、新春の第一夜をここに泊まることは紫夫人を腹だたせることになるかもしれぬと思いながら、そのまま寝てしまった。

珍しや花のねぐらに木づたひて谷の古巣をとへる鶯 やっと聞き得た鶯の声というように悲しんで書いた横にはまた 「梅の花咲ける岡辺《をかべ》に家しあれば乏しくもあらず鶯の声」 と書いて、みずから慰めても書かれてある。 源氏はこの手習い紙をながめなが…

【源氏物語 748 第23帖 初音7〈はつね〉】渡殿の戸をあけた時から、もう御簾の中の薫香《たきもの》のにおいが立ち迷っていて、気高い艶《えん》な世界へ踏み入る気がした。居間に明石の姿は見えなかった。

〜日の暮れ方に源氏は明石《あかし》の住居《すまい》へ行った。 居間に近い渡殿《わたどの》の戸をあけた時から、 もう御簾《みす》の中の薫香《たきもの》のにおいが立ち迷っていて、 気高い艶《えん》な世界へ踏み入る気がした。居間に明石の姿は見えなか…