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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

源氏物語&古典をはじめ、日常の生活に雅とユーモアと笑顔を贈ります🎁

2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【古事記12〜誓約①《うけい》】天照大神は、背に矢が千本も入る靱《ゆぎ》を負われ、胸にも五百本入りの靱をつけ、威勢のよい音を立てる鞆《とも》をお帶びになり、弓を振り立てて力強く大庭をお踏みつけになる。

——暴風の神であり出雲系の英雄でもあるスサノヲの命が、高天の原に進出し、 その主神である天照らす大神との間に、誓約の行われることを語る。 誓約の方法は、神祕に書かれているが、これは心を清めるための行事である。 結末においてさまざまの異系統の祖先…

【古事記11〜身禊②〈みそぎ〉】イザナギの命が左の目をお洗いになつた時に御出現になつた神は天照大神、右の目をお洗いになつた時は月讀の命、鼻をお洗いになつた時はタケハヤスサノヲの命でありました。

かくてイザナギの命が左の目をお洗いになつた時に御出現になつた神は 天照《あまて》らす大神《おおみかみ》、 右の目をお洗いになつた時に御出現になつた神は月讀《つくよみ》の命、 鼻をお洗いになつた時に御出現になつた神はタケハヤスサノヲの命でありま…

【古事記10〜身禊①〈みそぎ〉】イザナギの命は黄泉〈よみ〉の國からお還りになつて「‥わたしは禊をしようと思う」と仰せられて、筑紫の日向の橘の小門《おど》のアハギ原においでになつて禊をなさいました。

——みそぎの意義を語る。人生の災禍がこれによつて拂われるとする。—— イザナギの命は黄泉《よみ》の國からお還りになつて、 「わたしは隨分|厭《いや》な穢《きたな》い國に行つたことだつた。 わたしは禊《みそぎ》をしようと思う」 と仰せられて、筑紫《…