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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

源氏物語&古典をはじめ、日常の生活に雅とユーモアと笑顔を贈ります🎁

【源氏物語328 第12帖 須磨62】娘は優雅で上品な女で、貴族の娘にも劣らない。入道は大事がって年に二度づつ住吉の社に参詣させて 神の恩恵を頼みにしていた。

この娘はすぐれた容貌を持っているのではないが、

優雅な上品な女で、

見識の備わっている点などは貴族の娘にも劣らなかった。

境遇をみずから知って、

上流の男は自分を眼中にも置かないであろうし、

それかといって身分相当な男とは結婚をしようと思わない、

長く生きていることになって

両親に死に別れたら尼にでも自分はなろう、

海へ身を投げてもいいという信念を持っていた。

入道は大事がって年に二度ずつ娘を

住吉《すみよし》の社《やしろ》へ参詣させて、

神の恩恵を人知れず頼みにしていた。

 

【源氏物語 第十二帖 須磨(すま)】

朧月夜との仲が発覚し、追いつめられた光源氏は

後見する東宮に累が及ばないよう、

自ら須磨への退去を決意する。

左大臣家を始めとする親しい人々や藤壺に暇乞いをし、

東宮や女君たちには別れの文を送り、

一人残してゆく紫の上には領地や財産をすべて託した。

 

 須磨へ発つ直前、桐壺帝の御陵に参拝したところ、

生前の父帝の幻がはっきり目の前に現れ、

源氏は悲しみを新たにする。

 

須磨の侘び住まいで、

源氏は都の人々と便りを交わしたり

絵を描いたりしつつ、淋しい日々を送る。

つれづれの物語に明石の君の噂を聞き、

また都から頭中将がはるばる訪ねてきて、

一時の再会を喜び合った。

 

やがて三月上巳の日、

海辺で祓えを執り行った矢先に

恐ろしい嵐が須磨一帯を襲い、

源氏一行は皆恐怖におののいた。

 

🌊🎼 遥か written by 藍舟🌊

 

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