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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

源氏物語&古典をはじめ、日常の生活に雅とユーモアと笑顔を贈ります🎁

【源氏物語321 第12帖 須磨55】弟宮達や高官との手紙のやり取りも、大后の怒りを恐れて消息を近頃しなくなった。

源氏の御弟の宮たちそのほか親しかった高官たちは

初めのころしきりに源氏と文通をしたものである。

人の身にしむ詩歌が取りかわされて、

それらの源氏の作が世上にほめられることは

非常に太后のお気に召さないことであった。

「勅勘を受けた人というものは、

  自由に普通の人らしく生活することができないものなのだ。

  風流な家に住んで現代を誹謗《ひぼう》して

  鹿を馬だと言おうとする人間に阿《おもね》る者がある

とお言いになって、

報復の手の伸びて来ることを迷惑に思う人たちは警戒して、

もう消息を近来しなくなった。

 

【源氏物語 第十二帖 須磨(すま)】

朧月夜との仲が発覚し、追いつめられた光源氏は

後見する東宮に累が及ばないよう、

自ら須磨への退去を決意する。

左大臣家を始めとする親しい人々や藤壺に暇乞いをし、

東宮や女君たちには別れの文を送り、

一人残してゆく紫の上には領地や財産をすべて託した。

 

 須磨へ発つ直前、桐壺帝の御陵に参拝したところ、

生前の父帝の幻がはっきり目の前に現れ、

源氏は悲しみを新たにする。

 

須磨の侘び住まいで、

源氏は都の人々と便りを交わしたり

絵を描いたりしつつ、淋しい日々を送る。

つれづれの物語に明石の君の噂を聞き、

また都から頭中将がはるばる訪ねてきて、

一時の再会を喜び合った。

 

やがて三月上巳の日、

海辺で祓えを執り行った矢先に

恐ろしい嵐が須磨一帯を襲い、

源氏一行は皆恐怖におののいた。

 

🌊🎼 深海、星の下で written by ilodolly🌊

 

鹿を馬だと言おうとする人間に阿《おもね》る者がある 出典はこちら↓

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