新しい恋人は得ても
女王へ焦れている心は慰められるものでもなかったから、
平生よりもまた情けのこもった手紙を源氏は京へ書いたのであるが、
奥に今度のことを書いた。
私は過去の自分のしたことではあるが、
あなたを不快にさせたつまらぬいろいろな事件を思い出しては
胸が苦しくなるのですが、
それだのにまたここでよけいな夢を一つ見ました。
この告白でどれだけあなたに隔てのない心を持っているかを
思ってみてください。
🪷🎼Chilly written by Kyaai🪷
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