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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

源氏物語&古典をはじめ、日常の生活に雅とユーモアと笑顔を贈ります🎁

【源氏物語250 第十帖 賢木62】中将は弘徽殿の大后の妹の四の君の婿であるが 反感を持たれ昇進はなかった。始終源氏の所へ来て、学問も遊び事も一緒にしていた。

🌸🎼 ありがとうの気持ち(Thankful mind)written by 蒲鉾さちこ🌸

太政大臣の四女の所へ途絶えがちに通いは通っているが、

誠意のない婿であるということに反感を持たれていて、

思い知れというように

今度の除目にはこの人も現官のままで置かれた。

この人はそんなことは眼中に置いていなかった。

源氏の君さえも

不遇の歎《なげ》きがある時代であるのだから、

まして自分などはこう取り扱わるべきであるとあきらめていて、

始終源氏の所へ来て、

学問も遊び事もいっしょにしていた。

青年時代の二人の間に強い競争心のあったことを思い出して、

今でも遊び事の時などに、

一方のすることをそれ以上に出ようとして

一方が力を入れるというようなことがままあった。

 

春秋の読経の会以外にもいろいろと宗教に関した会を開いたり、

現代にいれられないでいる博士や学者を集めて詩を作ったり、

《いん》ふたぎをしたりして、

官吏の職務を閑却した生活をこの二人がしているという点で、

これを問題にしようとしている人もあるようである。

 

【源氏物語 第十帖 賢木 さかき】

正妻の葵の上が亡くなった。

六条御息所も晴れて源氏の正妻に迎えられるだろうと

世間は噂していた。

しかし 源氏は冷たくなり 縁が程遠くなった御息所。

彼女は 悩みながらも斎宮とともに伊勢に下ることにする。

 

いよいよ出発間近となった。  

このまま別れるのはあまりにも忍びないと、

源氏も御息所のもとを訪ねる。

顔を合わせてしまうとやはり再び思いが乱れる御息所だったが、

伊勢へと下って行った。

 

 桐壷院の病が重くなる。

死期を悟った院は朱雀帝に春宮と源氏のことを

遺言で託した後  ほどなく崩御してしまう。  時勢は、

左大臣側から朱雀帝の外戚である右大臣側に移って行った。

朱雀帝の優しい性格もあって、

政治は右大臣に権力が集中していった。

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