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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

源氏物語&古典をはじめ、日常の生活に雅とユーモアと笑顔を贈ります🎁

【源氏物語233 第十帖 賢木45】頭の弁が「白虹 日を貫けり、太子おぢたり」と漢書の太子丹が刺客を秦王に放った時、その天象を見て不成功を恐れたという章句をあてつけに口ずさんだ。

🌸🎼 夕暮れ written by キュス🌸

源氏は東宮の御勉学などのことについて奏上をしたのちに 

退出して行く時

皇太后の兄である藤大納言の息子の

《とう》の弁《べん》という、

得意の絶頂にいる若い男は、

妹の女御のいる麗景殿《れいげいでん》に行く途中で源氏を見かけて、

「白虹《はくこう》日を貫けり、太子|懼《お》ぢたり」

漢書の太子丹が刺客を秦王《しんのう》に放った時、

その天象《てんしょう》を見て

不成功を恐れたという章句をあてつけにゆるやかに口ずさんだ。

源氏はきまり悪く思ったがとがめる必要もなく

そのまま素知らぬふうで行ってしまったのであった。

 

【源氏物語 第十帖 賢木 さかき】

正妻の葵の上が亡くなった。

六条御息所も晴れて源氏の正妻に迎えられるだろうと

世間は噂していた。

しかし 源氏は冷たくなり 縁が程遠くなった御息所。

彼女は 悩みながらも斎宮とともに伊勢に下ることにする。

 

いよいよ出発間近となった。  

このまま別れるのはあまりにも忍びないと、

源氏も御息所のもとを訪ねる。

顔を合わせてしまうとやはり再び思いが乱れる御息所だったが、

伊勢へと下って行った。

 

 桐壷院の病が重くなる。

死期を悟った院は朱雀帝に春宮と源氏のことを

遺言で託した後  ほどなく崩御してしまう。  時勢は、

左大臣側から朱雀帝の外戚である右大臣側に移って行った。

朱雀帝の優しい性格もあって、

政治は右大臣に権力が集中していった。

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