🍃崇徳院(77番)詞花集 恋・228
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ
〜川の瀬の流れが速く、岩にせき止められた水の流れ。
一度は二つに分かれても、また後ほど出会うように、
愛しいあの人と今は別れても、いつかはきっと再会しようと思っている。
💠 崇徳院 💠 すとくいん (1119~1164)
鳥羽天皇の第一皇子 18年の在位の後に近衛天皇に譲位 。
鳥羽上皇の死後、後白河天皇との間で、後の天皇にどちらの皇子を立てるかで対立 。
戦となり敗れます(保元の乱)
讃岐(現在の香川県)に流され、45歳で没しました。
在位中、藤原顕輔に 『詞花和歌集』を編纂させています。
『詞花和歌集』(しかわかしゅう)は、八代集の第六にあたる勅撰和歌集。
1144年(天養元年)6月2日に崇徳院が下命し[1]、藤原顕輔が撰者となって編集した
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
↓保元の乱についてわかりやすく書かれています📚
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「あなたこそ女の手紙はたくさん持っているでしょう。少し見せてほしいものだ。
そのあとなら棚のを全部見せてもいい」
「これならば完全だ、欠点がないという女は少ないものであると 私は今やっと気がつきました。
ただ上っつらな感情で達者な手紙を書いたり、こちらの言うことに理解を持っているような利巧《りこう》らしい人は
ずいぶんあるでしょうが、しかもそこを長所として取ろうとすれば、
きっと合格点にはいるという者はなかなかありません。