文屋康秀(22番) 『古今集』秋下・249
吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ
〜 山風が吹きおろしてくると、たちまち秋の草や木が萎れてしまう。
きっと山風のことを「嵐(荒らし)」いうのだろう。
文屋康秀(ふんやのやすひで。生没年不明)
9世紀頃の平安初期の歌人 六歌仙の一人
三河掾になって三河国(現在の愛知県東部)に下るときに
小野小町を任地へ誘った話が有名
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