「無力な私も陛下の御後見に
できますだけの努力はしておりますが、
太政大臣の薨去されましたことで
大きな打撃を受けましたおりから、
御重患におなりあそばしたので、
頭はただ混乱いたすばかりで、
私も長く生きていられない気がいたします」
こんなことを源氏が言っているうちに、
あかりが消えていくように女院は
崩御《ほうぎょ》あそばされた。
悲しみのジュスティーヌ written by H.Lang
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