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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

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【源氏物語 492 第14帖 澪標66】六条邸は日がたつにしたがって寂しくなり、心細さがふえてくる上に、御息所の女房なども次第に下がって行く者が多くなった。

六条邸は日がたつにしたがって寂しくなり、

心細さがふえてくる上に、

御息所《みやすどころ》の女房なども

次第に下がって行く者が多くなって、

京もずっと下《しも》の六条で、

東に寄った京極通りに近いのであるから、

郊外ほどの寂しさがあって、

山寺の夕べの鐘の音にも斎宮の御涙は誘われがちであった。

 

🪻🎼花影 written by Fukagawa🪻

 

🪷澪標(みおつくし)のあらすじはこちらをご覧ください🪷

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