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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

源氏物語&古典をはじめ、日常の生活に雅とユーモアと笑顔を贈ります🎁

2024-03-14から1日間の記事一覧

🌹【聞き流し 作業&学習BGM1〜10】🌿源氏物語に親しむ🪷(少し早めの設定にしています)

いづれの御時にか、女御、更衣あまた候ひ給ひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。 はじめより我はと思ひ上がり給へる御方方、めざましきものに、おとしめそねみ給ふ。同じほど、それより下臈の更衣たちは、まして安から…

【源氏物語623 第20帖 朝顔5】女五の宮は、源氏の子どもを孫にしている縁で 始終源氏に会えることので切る 姉君の女三の宮(葵の上等の母君)を羨ましがる。

「お姉様の三の宮がおうらやましい。 あなたのお子さんを孫にしておられる御縁で 始終あなたにお逢いしておられるのだからね。 ここのお亡くなりになった宮様もその思召しだけがあって、 実現できなかったことで歎息《たんそく》を あそばしたことがよくある…

【源氏物語624 第20帖 朝顔6】源氏は朝顔の姫君を訪ねた。鈍色の縁の御簾に黒い几帳の添えて立てられてある透影は身にしむものに思われた。薫物の香が風について吹き通う艶なお住居である。

女王のお住まいになっているほうの庭を遠く見ると、 枯れ枯れになった花草もなお魅力を持つもののように思われて、 それを静かな気分でながめていられる麗人が直ちに想像され、 源氏は恋しかった。 逢いたい心のおさえられないままに、 「こちらへ伺いました…

【源氏物語622 第20帖 朝顔4】女五の宮は源氏の美貌を褒める。源氏は自分は衰えてしまったが、帝の美貌は古今無比であると言うと、宮は 「陛下を拝んでおればいっそう長生きできますね」と申された。

また続けて、 「ますますきれいですね。 子供でいらっしった時にはじめてあなたを見て、 こんな人も生まれてくるものだろうかとびっくりしましたね。 それからもお目にかかるたびに あなたのきれいなのに驚いてばかりいましたよ。 今の陛下があなたによく似…