光源氏23歳秋9月から25歳夏の話。
源氏との結婚を諦めた六条御息所は、
紫の上と結婚した源氏も、
さすがに御息所を哀れに思って秋深まる野の宮を訪れ、
別れを惜しむのだった。
斎宮下向から程なく、桐壺帝が重態に陥り崩御した。
源氏は里下がりした藤壺への恋慕がますます止みがたく忍んでいくが、
藤壺に強く拒絶される。
事が露見し東宮の身に危機が及ぶことを恐れた藤壺は、
悲嘆に暮れる源氏は、右大臣家の威勢に押されて鬱屈する日々の中、
ある晩右大臣に現場を押さえられてしまう。
激怒した右大臣と弘徽殿大后は、
これを機に源氏を政界から追放しようと画策するのだった。
こちらより引用しました↓
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