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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

源氏物語&古典をはじめ、日常の生活に雅とユーモアと笑顔を贈ります🎁

【源氏物語467 第14帖 澪標 41】若君の夕霧は衣装を揃えた馬添い童がつけられ 大切に扱われている。華やかな源氏の参詣をみて自分が惨めに思えた。

大臣家で生まれた若君は馬に乗せられていて、

一班ずつを揃《そろ》えの衣裳にした幾班かの

馬添い童《わらわ》がつけられてある。

最高の貴族の子供というものはこうしたものであるというように、

多数の人から大事に扱われて通って行くのを見た時、

明石の君は自分の子も兄弟でいながら

見る影もなく扱われていると悲しかった。

いよいよ御社《みやしろ》に向いて子のために念じていた。

摂津守が出て来て一行を饗応《きょうおう》した。

普通の大臣の参詣《さんけい》を扱うのとは

おのずから違ったことになるのは言うまでもない。

明石の君はますます自分がみじめに見えた。

 

🌸🎼駅前での出来事 written by Keido Honda🌸

 

↓澪標(みおつくし)のあらすじはこちらをご覧ください🪷

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