保護者からも解放された一人の女性と見てよいのであるから、
恋人として思う心をささやいてよい時になったのであると、
こんなふうに思われるのと同時に、それはすべきでない、
おかわいそうであると思った。
御息所がその点を気づかっていたことでもあるし、
世間もその疑いを持って見るであろうことが、
自分は全然違った清い扱いを宮にしよう、
陛下が今少し大人らしくものを認識される時を待って、
前斎宮を後宮に入れよう、
子供が少なくて寂しい自分は養女をかしずくことに
楽しみを見いだそうと源氏は思いついた。
親切に始終尋ねの手紙を送っていて、
何かの時には自身で六条邸へ行きもした。
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