2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧
日本を学び、日本を知る 1000年前の日本では、女性の才能が開花しました。紫式部の源氏物語は、日本の文化や芸術に大きな影響を与えました その夜源氏の君は左大臣家へ婿になって行った。 この儀式にも善美は尽くされたのである。 高貴な美少年の婿を大臣は…
源氏の君の美しい童形《どうぎょう》を いつまでも変えたくないように帝は思召したのであったが、 いよいよ十二の歳《とし》に元服をおさせになることになった。 その式の準備も何も帝御自身でお指図《さしず》になった。 前に東宮の御元服の式を 紫宸殿《し…
お后は、そんな恐ろしいこと、 東宮のお母様の女御《にょご》が並みはずれな強い性格で、 桐壺の更衣が露骨ないじめ方をされた例もあるのに、 と思召して話はそのままになっていた。 そのうちお后もお崩《かく》れになった。 姫宮がお一人で暮らしておいでに…
月も落ちてしまった。 『雲の上も 涙にくるる 秋の月 いかですむらん 浅茅生《あさぢふ》の宿』 命婦が御報告した故人の家のことを なお 帝は想像あそばしながら起きておいでになった。 右近衛府《うこんえふ》の士官が 宿直者の名を披露するのをもってすれ…
下剤2リットル飲んだ後、バスの運行停止のため、 雪道を長靴で二十分歩き、何があっても止まらないという京阪電車の駅まで辿り着く 止まらないけど、雪のため遅れている‥ すでに、悟りの境地に至った顔をした我 やっときてくれた電車に乗り込み膳所駅に クリ…
夫の会社の健保組合の便潜血検査陽性から怒涛の日々‥ 受診しない言い訳を山ほどするものの、夫に論破され パソコンで クリニックの予約するまで見張られてたので、 「ちっ、うるせーやつ仕方ないし受けたらええんでしょ」と心で悪態をつきつつ 予約して胃カ…
御所へ帰った命婦は、 まだ宵のままで御寝室へはいっておいでにならない帝を気の毒に思った。 中庭の秋の花の盛りなのを愛していらっしゃるふうをあそばして 凡庸でない女房四、五人をおそばに置いて話をしておいでになるのであった。 このごろ始終帝の御覧…
元良親王(20番)『後選集』恋・961 わびぬれば 今はた同じ 難波(なには)なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ 〜これほど思い悩んでしまったのだから、今はどうなっても同じこと。 難波の海に差してある澪漂(みおつくし)ではないが、 この身を捨てても貴…
「子をなくしました母親の心の、 悲しい暗さがせめて 一部分でも晴れますほどの話をさせていただきたいのですから、 公のお使いでなく、 気楽なお気持ちでお休みがてらまたお立ち寄りください。 以前はうれしいことでよくお使いにおいでくださいましたのでし…
災害時、今まで当たり前にできたことが急にできなくなります。 顔を洗い歯を磨く‥入れ歯の方は入れ歯の手入れ 生活の中に組み込まれている習慣が健康維持に重要です。 災害時には、水がなかったりして手入れができなかったら、 体調を崩したり 肺炎になった…
「娘を死なせました母親が よくも生きていられたものというように、 運命がただ恨めしゅうございますのに、 こうしたお使いが荒《あば》ら屋へおいでくださると またいっそう自分が恥ずかしくてなりません」 と言って、 実際堪えられないだろうと思われるほ…
なんの因果か、大腸内視鏡検査を受けたら 盲腸に3センチのポリープ見つかったそもそも盲腸なんて、一番奥じゃん!(◎_◎;) よく見つけてくだっさった 医師に感謝雪の日 2リットルの下剤飲んだ後 あてにしていたバスが運行停止で 雪道を長靴で歩いて京阪まで行…
その年の夏のことである。 御息所《みやすどころ》 皇子女《おうじじょ》の生母になった更衣はこう呼ばれるのである はちょっとした病気になって、 実家へさがろうとしたが帝はお許しにならなかった。 どこかからだが悪いということはこの人の常のことになっ…
住んでいる御殿《ごてん》は 御所の中の東北の隅《すみ》のような桐壺《きりつぼ》であった。 幾つかの女御や更衣たちの御殿の廊《ろう》を 通い路《みち》にして 帝がしばしばそこへおいでになり、 宿直《とのい》をする更衣が上がり下がりして行く桐壺であ…
今日は歯の健診に行って参りました 歯のクリーニングをしてもらい、無事に終了 わかってはいるのだけど、右ききの我は右サイドの奥を磨くのが苦手 気がゆるんで忘れた頃に歯医者さん⚕️にチェックしてもらって また、意識して歯磨きをすることも大事だなと思…
どんなに惜しい人でも遺骸《いがい》は遺骸として扱われねばならぬ、 葬儀が行なわれることになって、 母の未亡人は遺骸と同時に火葬の煙になりたいと泣きこがれていた。 そして葬送の女房の車にしいて望んでいっしょに乗って 愛宕《おたぎ》の野にいかめし…
更衣は初めから 普通の朝廷の女官として奉仕するほどの軽い身分ではなかった。 ただお愛しになるあまりに、 その人自身は 最高の貴女《きじょ》と言ってよいほどのりっぱな女ではあったが、 始終おそばへお置きになろうとして、 殿上で音楽その他のお催し事…
どの天皇様の御代《みよ》であったか、 女御《にょご》とか更衣《こうい》とかいわれる後宮がおおぜいいた中に、 最上の貴族出身ではないが 深い御愛寵《あいちょう》を得ている人があった。 最初から自分こそはという自信と、 親兄弟の勢力に恃《たの》む所…
伊勢(19番)『新古今集』恋一・1049 難波潟 みじかき芦の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや 〜難波潟の入り江に茂っている芦の、 短い節と節の間のような短い時間でさえもお会いしたいのに、 それも叶わず、この世を過していけとおっしゃるのでし…
在原行平 ありわら の ゆきひら(16番)『古今集』 たち別れ いなばの山の 峰に生ふる まつとし聞かば 今帰り来む 〜お別れして、因幡の国へ行く私ですが、 因幡の稲羽山の峰に生えている松の木のように、 私の帰りを待つと聞いたなら、 すぐに戻ってまいり…
そもそも、大腸カメラを予約した時は、比較的 暖かい日が続いていたわけ☀️ そして、麻酔をお願いする場合の条件は、車や自転車などに乗らぬこと♀️ 当然、良い子のワタクシは言われたことをきちんと守るわけ 前日の大寒波で交通は麻痺したけど、当日は車も動…
日本中が大寒波&大雪で大変なことになってた日、 我は、大腸カメラの予約の日でございました 下剤2リットルを飲んで腸は空っぽ。 麻酔を使っての検査ということで、もともと自転車ではなく京阪とバスで いく予定でした。 そしてバス停!(◎_◎;) 全面運休では…
このところ、源氏物語の朗読動画作りに忙しく、すっかりブログご無沙汰のワタクシ 動画作りの方も余裕ができたので、ブログも頑張りますᕦ(ò_óˇ)ᕤ 五十代になったら、大腸がん検診を受ける方がいいとは知っていた。 しかし、大腸カメラを受けるのが嫌なので逃…