2023-02-11から1日間の記事一覧
【源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ)】 【The Tale of Genji second chapter Hahakigi (The Broom Tree)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三…
【源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ)】 【The Tale of Genji second chapter Hahakigi (The Broom Tree)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三…
日本を学び、日本を知る 1000年前の日本では、女性の才能が開花しました。紫式部の源氏物語は、日本の文化や芸術に大きな影響を与えました その夜源氏の君は左大臣家へ婿になって行った。 この儀式にも善美は尽くされたのである。 高貴な美少年の婿を大臣は…
源氏の君の美しい童形《どうぎょう》を いつまでも変えたくないように帝は思召したのであったが、 いよいよ十二の歳《とし》に元服をおさせになることになった。 その式の準備も何も帝御自身でお指図《さしず》になった。 前に東宮の御元服の式を 紫宸殿《し…
お后は、そんな恐ろしいこと、 東宮のお母様の女御《にょご》が並みはずれな強い性格で、 桐壺の更衣が露骨ないじめ方をされた例もあるのに、 と思召して話はそのままになっていた。 そのうちお后もお崩《かく》れになった。 姫宮がお一人で暮らしておいでに…
月も落ちてしまった。 『雲の上も 涙にくるる 秋の月 いかですむらん 浅茅生《あさぢふ》の宿』 命婦が御報告した故人の家のことを なお 帝は想像あそばしながら起きておいでになった。 右近衛府《うこんえふ》の士官が 宿直者の名を披露するのをもってすれ…
下剤2リットル飲んだ後、バスの運行停止のため、 雪道を長靴で二十分歩き、何があっても止まらないという京阪電車の駅まで辿り着く 止まらないけど、雪のため遅れている‥ すでに、悟りの境地に至った顔をした我 やっときてくれた電車に乗り込み膳所駅に クリ…
夫の会社の健保組合の便潜血検査陽性から怒涛の日々‥ 受診しない言い訳を山ほどするものの、夫に論破され パソコンで クリニックの予約するまで見張られてたので、 「ちっ、うるせーやつ仕方ないし受けたらええんでしょ」と心で悪態をつきつつ 予約して胃カ…
御所へ帰った命婦は、 まだ宵のままで御寝室へはいっておいでにならない帝を気の毒に思った。 中庭の秋の花の盛りなのを愛していらっしゃるふうをあそばして 凡庸でない女房四、五人をおそばに置いて話をしておいでになるのであった。 このごろ始終帝の御覧…