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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

源氏物語&古典をはじめ、日常の生活に雅とユーモアと笑顔を贈ります🎁

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

夕顔は頭中将の恋人だった?【源氏物語 41 第4帖 夕顔 7】強く惹かれる源氏。頭中将の恋人だったのではと思う。庶民の生活の音、小さな庭の秋に情緒を感じる

源氏もこんなに真実を隠し続ければ、 自分も女のだれであるかを知りようがない、 今の家が仮の住居であることは間違いのないことらしいから、 どこかへ移って行ってしまった時に、 自分は呆然《ぼうぜん》とするばかりであろう。 行くえを失ってもあきらめが…

源氏は夕顔に夢中になる【源氏物語 40 第4帖 夕顔 6】惟光の努力で 源氏は身分を隠し 夕顔の女君に通うようになる。鷹揚で不思議な魅力に源氏は夢中になる

「確かにその車の主が知りたいものだ」 もしかすれば それは頭中将が 忘られないように話した 常夏《とこなつ》の歌の女ではないかと思った源氏の、 も少しよく探りたいらしい顔色を見た惟光《これみつ》は、 「われわれ仲間の恋と見せかけておきまして、 実…

物思いに沈む六条御息所【源氏物語 39 第4帖 夕顔5】源氏 中将(女房)にちょっかいを出す。夕顔は頭中将ゆかりの女君なのか?

源氏よりは八歳上の二十五であったから、 不似合いな相手と恋に堕《お》ちて、 すぐにまた愛されぬ物思いに沈む運命なのだろうかと、 待ち明かしてしまう夜などには 煩悶《はんもん》することが多かった。 霧の濃くおりた朝、帰りをそそのかされて、 ねむそ…

空蝉の夫 伊予介の挨拶🍊【源氏物語 38 第4帖 夕顔 4】源氏はやましく思う。空蝉は夫と共に遠国に。忘れられぬ女君となる

「そんなことから隣の家の内の秘密が わからないものでもないと思いまして、 ちょっとした機会をとらえて隣の女へ手紙をやってみました。 するとすぐに書き馴《な》れた達者な字で返事がまいりました、 相当によい若い女房もいるらしいのです」 「おまえは、…

不思議な 夕顔の花の女君【源氏物語 37 第4帖 夕顔3】夕顔の家の女君に返歌をする。 謎の美しい女主人がいるらしいと知り 気になる源氏

では その女房をしているという女たちなのであろうと源氏は解釈して、 いい気になって、物馴《ものな》れた戯れをしかけたものだと思い、 下の品であろうが、 自分を光源氏と見て詠んだ歌をよこされたのに対して、 何か言わねばならぬという気がした。 とい…

乳母をお見舞いした源氏、不思議な出会いをする【源氏物語 36 第4帖 夕顔 2】源氏は乳母に 優しく声かける。夕顔の扇に「心あてに ‥」と歌が書いてある。夕顔の女君に興味を持つ

「長い間 恢復《かいふく》しないあなたの病気を心配しているうちに、 こんなふうに尼になってしまわれたから残念です。 長生きをして私の出世する時を見てください。 そのあとで死ねば九品蓮台《くぼんれんだい》の 最上位にだって 生まれることができるで…

夕顔の花の女君🌼【源氏物語 35 第4帖 夕顔 1】 源氏は乳母(惟光の母)を見舞う。隣家の夕顔の花を所望した時 これに乗せるとよいと扇を渡される。

源氏が六条に恋人を持っていたころ、 御所からそこへ通う途中で、 だいぶ重い病気をし尼になった大弐《だいに》の乳母《めのと》を 訪ねようとして、五条辺のその家へ来た。 乗ったままで車を入れる大門がしめてあったので、 従者に呼び出させた乳母の息子の…

軒端荻に甘く囁く源氏【源氏物語 33 第3帖 空蝉4 】空蝉の継娘の軒端荻に甘い言葉を囁く。老女に声をかけられ焦る。老女は腹痛のためぼやきながら去る。

【源氏物語 第三帖 空蝉(うつせみ)】 〜光源氏は空蝉への思いを断つことが出来ない、空蝉の弟の小君(こぎみ)力を借りて彼女の寝所に近づきます。 碁を打つ空蝉と継娘の軒端荻(のきばのおぎ)を隙見した源氏。 夜もふけ寝所に忍び込んだものの、 空蝉は…

薄衣を残して去る空蝉【源氏物語32 第3帖 空蝉3】源氏は部屋に入るが 空蝉は薄物の単だけを残して去る。残された軒端荻を愛す。無情な人への恋しさが募る

【源氏物語 第三帖 空蝉(うつせみ)】 〜光源氏は空蝉への思いを断つことが出来ない、空蝉の弟の小君(こぎみ)力を借りて彼女の寝所に近づきます。 碁を打つ空蝉と継娘の軒端荻(のきばのおぎ)を隙見した源氏。 夜もふけ寝所に忍び込んだものの、 空蝉は…

碁を打つ女君達を覗き見る源氏【源氏物語 31 第3帖 空蝉 2】碁をうっている女君を隙見する源氏。朗らかな美人の軒端荻(のきばのおぎ)と慎み深い空蝉(うつせみ)

【源氏物語 第三帖 空蝉(うつせみ) 〜光源氏は空蝉への思いを断つことが出来ない、空蝉の弟の小君(こぎみ)力を借りて彼女の寝所に近づきます。 碁を打つ空蝉と継娘の軒端荻(のきばのおぎ)を隙見した源氏。 夜もふけ寝所に忍び込んだものの、 空蝉はそ…

紀伊守の屋敷に忍び込む【源氏物語 30 第3帖 空蝉1】女君の所に継娘が遊びにきている。源氏は小君の案内で紀伊守の屋敷に忍び込み 女君の座敷の奥を見る

眠れない源氏は、 「私はこんなにまで人から冷淡にされたことは これまでないのだから、 今晩はじめて人生は悲しいものだと教えられた。 恥ずかしくて生きていられない気がする」 などと言うのを、 小君《こぎみ》は聞いて涙さえもこぼしていた。 非常にかわ…

つれない空蝉 小君と添い寝する源氏【源氏物語29 第2帖 箒木18 完】小君の活躍で紀伊守の屋敷に忍び込むも、女君は心が揺れながらも受け入れない。

【源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三つの品、上の品、中の品、下の品と階級に分けて自分の持論を展開しま…

空蝉の弟をそばに置く源氏【源氏物語 28 第2帖 箒木17】小君は源氏の恩顧を受ける事を喜び 手紙の使いをする

【源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ)】 【The Tale of Genji second chapter Hahakigi (The Broom Tree)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三…

女君に会えなくなる悲しさに泣く源氏【源氏物語 27 第2帖 箒木16】冷淡な女への恨みと、 会えなくなることに 胸を痛めて 泣く源氏。人妻である女君の煩悶を思いやる

【源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三つの品、上の品、中の品、下の品と階級に分けて自分の持論を展開しま…

【源氏物語 26 第2帖 箒木15】たおやかだが なよたけの強さを持つ女君🎋 女房に「夜明けにお迎えに来るがいい」と伝える源氏🪷

【源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ)】 【The Tale of Genji second chapter Hahakigi (The Broom Tree)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。各々自分の恋愛体験を語り、女性を三…

【源氏物語 25 第2帖 箒木14】眠れぬ源氏は 紀伊守の継母の寝室に入っていく。優しく声をかけるが、女君は当惑し 人違いだと言う

【源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ)】 【The Tale of Genji second chapter Hahakigi (The Broom Tree)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三…

【源氏物語 24 第2帖 箒木13】方違えで紀伊守の屋敷に滞在の源氏 入内の話もあった衛門督の姫が 紀伊守の継母になっていると知る

【源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ)】 【The Tale of Genji second chapter Hahakigi (The Broom Tree)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三…

中の品の女人に興味を持つ源氏【源氏物語 23 第2帖 箒木 12】源氏 、方違えで紀伊守の家に🏡 雨夜の品定めの 中の品 の家の女人 紀伊守の妹に興味を持つ

【源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ)】 【The Tale of Genji second chapter Hahakigi (The Broom Tree)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三…

雨夜の品定め☔️【源氏物語 22 第2帖 箒木11】知ってることもしらぬ顔をして控えめがよき と左馬頭📯雨も上がり左大臣家で女房たちとくつろぐ源氏

「総体、男でも女でも、 生かじりの者は そのわずかな知識を残らず人に見せようとするから困るんですよ。 三史五経の学問を始終引き出されてはたまりませんよ。 女も人間である以上、 社会百般のことについてまったくの無知識なものはないわけです。 わざわ…

恋人と会うときはニンニクは厳禁🙅‍♀️【源氏物語 21 第2帖 箒木10】恋人が来そうな日はニンニクはやめとこう🧄 でも風邪気味なんだからいいじゃんね

「式部の所にはおもしろい話があるだろう、少しずつでも聞きたいものだね」 と中将が言い出した。 「私どもは下の下の階級なんですよ。 おもしろくお思いになるようなことがどうしてございますものですか」 式部丞《しきぶのじょう》は話をことわっていたが…

頭中将の哀しい恋 🌸【源氏物語 20 第2帖 箒木 9】 愛した人と撫子の娘は今どこに?儚げな常夏の女人🌼貴公子二人の運命と交差する

【源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三つの品、上の品、中の品、下の品と階級に分けて自分の持論を展開しま…

いつまでもいると思うな親と彼女 【源氏物語 19 第2帖 箒木8】 しばらく通ってなかったら あっさり別の恋人が💦左馬頭 お気の毒

【源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三つの品、上の品、中の品、下の品と階級に分けて自分の持論を展開しま…

女と男の哀しきすれ違い🍃【源氏物語 18 第2帖 箒木 7】一途な女の愛と身勝手な男の甘え🌸亡き妻を悼む左馬頭

反抗的に言ったりもしましたが、 本心ではわれわれの関係が解消されるものでないことをよく承知しながら、 幾日も幾日も手紙一つやらずに私は勝手な生活をしていたのです。 加茂《かも》の臨時祭りの調楽《ちょうがく》が御所であって、 更《ふ》けて、それ…

指を噛まれるのも仕方ない😓【源氏物語 17 第2帖 箒木 6】左馬頭 ぼやく🐴 指かみの女 👍一途な女性を試すようなことはやめよう🚨

【源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三つの品、上の品、中の品、下の品と階級に分けて自分の持論を展開しま…

左馬頭殿 語り尽くす【源氏物語 16 第2帖 箒木5】左馬頭の持論 〜絵も書も技巧を凝らしたものよりまじめに丁寧なのがいい。まして人ならなおのこと

【源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ)】 【The Tale of Genji second chapter Hahakigi (The Broom Tree)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三…

歳を重ねても活躍するために 括約筋🍑を鍛えよう٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

50代になると大事なのは括約筋 下っ腹は凹ませることができるし、肛門を鍛えるといいことがいっぱいあるわけよ。 一応 淑女のブログと称しているので、具体的な表現は控えたいけれども、 先日、下剤2リットル飲んだ後に、雪道を長靴で歩くという試練にあった…

夫婦は気長 辛抱 我慢?【源氏物語 15 第2帖 箒木4】男は女の操縦次第で おさまる?好き勝手させていると都合のいい女になる?

【源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三つの品、上の品、中の品、下の品と階級に分けて自分の持論を展開しま…

男達の言いたい放題の夜☔️【源氏物語 14 第2帖 箒木3】雨夜の品定め 理想の女性は?家柄?親の財力? 左馬頭の持論  女性にして拝見したいほど美しい源氏

源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ) 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三つの品、上の品、中の品、下の品と階級に分けて自分の持論を展開します。 …

雨の夜、男達は語り出す☔️【源氏物語 13 第2帖 箒木2】〔雨夜の品定め 〕頭中将 女性の品定め、左馬頭 中の品の女性を推す 。男同士 言いたい放題の夜💠

【源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ)】 【The Tale of Genji second chapter Hahakigi (The Broom Tree)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三…

【源氏物語 12 第2帖 箒木 1】 源氏の恋文って気になるじゃん😅〜数々の浮名は流すけれど恋には真面目 源氏への恋文を親友の左大臣の宮様腹の子息の頭中将が見たがる

【源氏物語 第二帖 箒木(ははきぎ)】 【The Tale of Genji second chapter Hahakigi (The Broom Tree)】 〜五月雨が降る夜、光源氏が宮中で宿直をしているところに、頭中将(葵の上の兄)ら仲間の貴公子たちが訪れた。 各々自分の恋愛体験を語り、女性を三…