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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

源氏物語&古典をはじめ、日常の生活に雅とユーモアと笑顔を贈ります🎁

2023-03-20から1日間の記事一覧

懐妊した藤壺を寵愛する桐壺帝【源氏物語70 第五帖 若紫13】秋の末、源氏は 女王の祖母、按察使大納言の北の方の屋敷を訪問する。尼君は病気で弱っている。

初秋の七月になって宮は御所へおはいりになった。 最愛の方が懐妊されたのであるから、 帝のお志はますます藤壺の宮にそそがれるばかりであった。 少しお腹《なか》がふっくりとなって 悪阻《つわり》の悩みに 顔の少しお痩せになった宮のお美しさは、 前よ…

禁断の狂おしい恋の虜【源氏物語69 第六帖 若紫12】逢瀬を重ね 藤壺の宮は懐妊。夢占いで夢を現実にまざまざ続き恐怖を覚える。

源氏の恋の万分の一も告げる時間のあるわけはない。 永久の夜が欲しいほどであるのに、 逢わない時よりも恨めしい別れの時が至った。 見てもまた 逢ふ夜 稀《まれ》なる夢の中《うち》に やがてまぎるるわが身ともがな 涙にむせ返って言う源氏の様子を見ると…

藤壺の宮との密かな逢瀬【源氏68 第五帖 若紫11】藤壺の宮は身体の調子がすぐれず自邸に。罪悪感を持ちつつも 王の命婦に手引きをさせ密かな逢瀬を重ねる

↑源氏物語68の間違いです 「少納言の乳母《めのと》という人がいるはずだから、 その人に逢って詳しく私のほうの心持ちを伝えて来てくれ」 などと源氏は命じた。 どんな女性にも関心を持つ方だ、 姫君はまだきわめて幼稚であったようだのに と惟光は思って…