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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

源氏物語&古典をはじめ、日常の生活に雅とユーモアと笑顔を贈ります🎁

【蝉丸 せみまる】(10番)🍃これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂(あふさか)の関

蝉丸 (10番)後撰集 雑一・1089

🍃これやこの 行くも帰るも 別れては

  知るも知らぬも 逢坂(あふさか)の関

〜これが都(京都)から東へ下っていく人も、

都へ帰ってくる人も、顔見知りの人もそうでない人も

逢っては別れ、別れては逢うというこの名の通りの逢坂の関なのだなあ。

 

💠蝉丸 せみまる💠 (生没年不詳 十世紀頃?)

宇多天皇の皇子に仕えた雑色、または醍醐天皇の皇子という説がある。

 



【蝉丸】は謡曲にもなっています。

謡曲。四番目物。各流。 作者不詳。

古名「逆髪(さかがみ)」。

延喜帝(醍醐天皇)の第四皇子 蝉丸の宮は幼少から盲目だったので、

帝は清貫(きよつら)に命じて逢坂山に捨てさせる。

蝉丸は頭を剃り、琵琶をだいて泣き沈む。

一方、髪がさか立つ病気を持つ姉の逆髪の宮は、

狂乱の体でさまよい歩いて逢坂山に至り、蝉丸の琵琶の音にひかれて弟と再会する。

二人は互いの身の不幸を嘆き、やがて名残りを惜しみながら別れる。



 

「逢坂の関」は京阪京津線の大谷駅、JR東海道本線の大津駅で下車し、国道1号線沿いに歩くと着きます。

人生の出会いの掛詞として使われた、逢坂の関、 蝉丸神社なども訪ねてみてくださいね🌟

 

【資料🌸】

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