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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

源氏物語&古典をはじめ、日常の生活に雅とユーモアと笑顔を贈ります🎁

足利尊氏様🍀木像の首をさらされたり悪虐非道扱いされてたけど、実はいい人だったかも🌸

背の君👨‍💼は、太平記にはまったことがあります📚

フツーの日常生活の中で、いきなり

👨‍💼「後醍醐天皇ごだいごてんのうの夢に楠木正成🌳出てきたんだよね😊」と申される💦

南向きに枝が伸びた大きな木の下に玉座があり、童子が後醍醐天皇のための席だと言って消えてしまうという夢でした。不思議に思った後醍醐天皇は、夢のお告げはつまり楠木ということを意味していると悟り、寺の僧侶から正成のことを教えられ、彼を召致したとのこと。

 

‥‥確かに左様ではありますが、東向きのマンションゆえ洗濯は朝が勝負🌟

洗濯物と格闘してる少納言👩は、杉スギだろうと檜ヒノキだろうとどーでもええ🕺

 

ガタがきた脳みそ🧠の記憶をたぐり寄せて、

👩「そうそう、木の下の南向きに座れいうたから、木に南と書いて楠っていう名前の人が臣下になって支えてくれまっせというお告げがどーとかだったよ🌳」

 

「太平記💠」 中学の時に読んで、鎌倉幕府の弱体化、倒幕の動き、楠木正成様など悪党の台頭、千早城の戦い、鎌倉幕府滅亡‥‥

ページをめくるのもまどろっかしく思いながら読み進めたものです📚

何が正義で何が悪か、しっちゃかめっちゃか💦

間違いないことは、とんでもなくたくさんの血が流れてしまったこと💧

多くの犠牲を払ったというのに、

建武の新政けんむのしんせい、たった三年で崩壊(´;ω;`)

 

太平記には多くの武人が描かれていますが、今回は足利尊氏様をあげたいと思います🌟

なんだか一方的に悪者扱いされて、

足利尊氏はじめとする将軍像の首が三条河原に晒された事件があります💦

上リンク一部引用💠

三条河原には3つの首がさらされていました。

尊王の志士と名乗る浪士達は、よく鴨川の河原に殺害した人々の首をさらしていたことから、町の人々は、今回もまた天誅の犠牲になった人の首がさらされていると思いました。

しかし、よく見てみるとその首は木造です。

そう、その首は、昨晩、等持院から持ち出された足利将軍の木造の首だったのです。

さらされた木造の首の近くには、尊氏、義詮、義満の3つの位牌と以下のようなことが書かれた看板も置かれていました。

「逆賊の足利将軍は朝廷を悩ましてきたので木造の首をはねた。最近も足利将軍以上に悪い者がいるが、旧悪を悔いて忠節を誓わなければ、大勢の有志が罪科をただすであろう。」

 

複雑な気持ちになります。

正義の名のもとに何をしてもいいわけではないと少納言👩は思います。

正義というものが暴走するのは恐ろしい。

フランス革命などを含めどれほどの血が流されたか‥🇫🇷

絶対的な正義を行う時は、どうやら人間は気持ちがいいようです。

人間である以上絶対に正しいということはないという畏れを持ち続けることは必要かもです🌿

 

どんでもない長い間ボロカス言われてきた足利尊氏様ですが、相当な誤解もあったようです。

人は自分が信じたいものを信じる生き物なので、足利尊氏がクソと思いたかったのかも💦

 

 こちらを見て尊氏様の誤解を解いてくださいませ🌸

足利尊氏様、よくよく調べると クソ扱いされるほどの方じゃないし、器が大きいなと思うことも多いです。

なんでこんなにボロカス言われるようになったのかというと、実は水戸黄門様のせい😭

 

上リンク引用💠

尊氏を逆賊であると評価したのは、

水戸黄門」の名で知られる徳川光圀みつくにが創始した水戸学です。

徳川御三家水戸家の生まれである光圀は大日本史の編纂など水戸学の創始者として知られています

水戸学は朱子学の影響を強く受けており、尊氏が正統である後醍醐天皇と対立して別の天皇を擁立したことは反逆行為であるとして強く糾弾されたのです。

この思想は幕末の志士たちに強い影響を与え、江戸幕府を倒す旗頭として天皇を前面に押し立てました。

これによってできた明治新政府は天皇を中心とした政治を標榜しました。

すると必然のように足利尊氏は天皇に反抗した人物として逆賊扱いされるようになってしまったのです。

戦前は天皇に忠誠を誓うことを国民に求めたので、その点で尊氏はわかりやすい批判対象にさせられたということです。

戦後になってようやく政治的呪縛から解放されて、尊氏も正当に評価されるようになりました。

 

尊氏とも親交のあった夢窓疎石むそうそせきという当世きっての禅僧が尊氏を次のように評しています。

一、心が強く、合戦で命の危険にあうのも度々だったが、その顔には笑みを含んで、全く死を恐れる様子がない。

二、生まれつき慈悲深く、他人を恨むということを知らず、多くの仇敵すら許し、しかも彼らに我が子のように接する。

三、心が広く、物惜しみする様子がなく、金銀すらまるで土か石のように考え、武具や馬などを人々に下げ渡すときも、財産とそれを与える人とを特に確認するでもなく、手に触れるに任せて与えてしまう。

 

徳の高い高潔な方じゃないですかっ💦

徳の高い方が長い間貶められるなんて😭と思いましたが、

世の中には多いことかもしれません。

名誉回復されてよかったです💦

 

 

 

 平家物語では滅ぼした側の鎌倉幕府

太平記では、鎌倉幕府は滅ぼされる側

そして、足利尊氏が室町幕府を作る‥‥

人のすることは、時代を重ねていっても延々と同じようなことが続いております🌿

美しさも尊さも強さも愚かさも醜さも全てひっくるめて人というものなのでしょう💠

 

立場を変えれば、滅ぼす側にも、滅ぼされる側にも正義があり、

大切な人がそれぞれにいる。その中には女性も子どももお年寄りもいるわけで🍃

中学の頃に、この手の本を読みすぎて、

我が絶対正しいんじゃあっ✊

というものは疑ってかかるような気質になってしまいましたわ😅

もう一度、太平記を読んでみようかなと思いつつも、

人生半世紀生きていると、

生きるということが綺麗事だけではないということも分かってきてしまう。 

本は若いうちにたくさん読む方がよいですよっ📚🌟

若くて心身ともに、ついでに目も👀元気なうちに、

そして色々な考え方や人生や知識に触れるとよきですよ🌷

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