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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

源氏物語&古典をはじめ、日常の生活に雅とユーモアと笑顔を贈ります🎁

【源氏物語543 第16帖 関屋4】右衛門佐(小君)と紀伊守は、右近衛丞を解職され 源氏と共に須磨に行った兄弟が特別に取り立てられているのを見て、過去の非を悔いた。


源氏が石山寺を出る日に右衛門佐が迎えに来た。

源氏に従って寺へ来ずに、

姉夫婦といっしょに京へはいってしまったことを

佐《すけ》は謝した。

少年の時から非常に源氏に愛されていて、

源氏の推薦で官につくこともできた恩もあるのであるが、

源氏の免職されたころ、

当路者ににらまれることを恐れて常陸へ行ってしまったことで、

少しおもしろくなく源氏は思っていたが、

だれにもそのことは言わなかった。

昔ほどではないがその後も右衛門佐《うえもんのすけ》は

家に属した男として源氏の庇護を受けることになっていた。

紀伊守《きいのかみ》といった男も

今はわずかな河内守《かわちのかみ》であった。

その弟の右近衛丞《うこんえのじょう》で解職されて、

須磨へ源氏について行った男が

特別に取り立てられていくのを見て、

右衛門佐も河内守も過去の非を悔いた。

なぜ一時の損得などを大事に考えたのであろうと

自身を責めていた。

🍂秋雨と共に(Autumn rain with you)🍂     

 

🪷源氏物語 第16帖 関屋のあらすじはこちら

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