google.com, pub-8944455872984568, DIRECT, f08c47fec0942fa0

源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

源氏物語&古典をはじめ、日常の生活に雅とユーモアと笑顔を贈ります🎁

💠前大僧正行尊 66番 もろともに あはれと思へ山桜 花よりほかに 知る人もなし🌸

💠前大僧正行尊 66番 金葉集』雑・556

もろともに あはれと思へ山桜 花よりほかに 知る人もなし🌸

〜私がお前に親しみを感じるように、お前も一緒に私のことを 懐かしく思っておくれ。

山桜よ。お前以外に私の心を 本当に知ってくれるものは いないのだから。

💠前大僧正行尊💠 さきのだいそうじょうぎょうそん (1055~1135年)

参議 源基平の三男 十二才のときに三井寺(園城寺)で出家。

諸国を旅して、歌僧としても名を知られる。

白河、鳥羽、崇徳の三天皇からも信頼を得る。

 

12歳で出家した三井寺は、滋賀県大津市にあります。四季それぞれに美しいお寺です🌸

💠少納言チャンネルは、聴く古典動画を作っております。ぜひチャンネル登録お願いします🌷

袖で十二分に口のあたりを掩《おお》うて隙見男《すきみおとこ》に顔をよく見せないが、

その今一人に目をじっとつけていると次第によくわかってきた。

少し腫《は》れぼったい目のようで、鼻などもよく筋が通っているとは見えない。

はなやかなところはどこもなくて、一つずついえば醜いほうの顔であるが、

姿態がいかにもよくて、美しい今一人よりも人の注意を多く引く価値があった。