伊勢大輔(61番)詞花集 春・29
🌸いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな
〜いにしえの昔の、 奈良の都の八重桜が、 今日は九重の宮中で、
ひときわ美しく 咲き誇っております。
🌼伊勢大輔🌼 いせのたいふ いせのおおすけ(生没年未詳)
大中臣輔親の娘。上東門院彰子に仕えた。
紫式部、和泉式部とも親交があった。
この歌は、興福寺の僧が 奈良の八重桜を中宮に献じたとき,
紫式部から取入れ役を譲られて 新参の伊勢大輔が詠んだものです。
のち高階成順(なりのぶ)と結婚 。
康資王母,筑前乳母,源兼俊母をもうける。 家集「伊勢大輔集」
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