🌸紫式部(57番)新古今集 雑上・1499 🌙
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな
〜久々に再会できたと思ったのに、
それが幼馴染の貴女なのかどうか 雲に隠れる夜中の月みたいに、
はっきり分からないうちに 帰ってしまったよ。
🌸紫式部 🌸 むらさきしきぶ ( 970年頃?~1016年頃?)
源氏物語の作者。藤原為時の娘。
初めは藤式部と称しましたが、
のちに「源氏物語」の主人公・紫の上にちなんで 紫式部と呼ばれたと言われています。
藤原宣孝に嫁いで 賢子(のちの大貳三位)を生みました。
夫と死別の後、一条天皇の后・彰子様に仕えました。
中宮が土御門第(つちみかどてい)に戻ってから
皇子が誕生するまでの様子が書かれている 「紫式部日記」は、
現在では重要な資料となっています。
↓いつか行ってみたいなと思います
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〜紫の濃い綾の単衣襲《ひとえがさね》の上に 何かの上着をかけて、 頭の恰好のほっそりとした小柄な女である。
顔などは正面にすわった人からも 全部が見られないように注意をしているふうだった。
痩せっぽちの手はほんの少しより袖《そで》から出ていない。
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