うっかり画像を消してしまったのでリライトしています(。・ω・。)
リヒャルト・シュトラウス🎵 オペラ『サロメ』
衝撃的で心揺さぶるオペラです🌟
話は・・・
1世紀頃の古代パレスチナに実在したユダヤ人のヘロデ大王の孫娘・ヘロディアは、ヘロデ大王の王子ヘロデ・フィリッポスの妻 (近親相姦) となりサロメをもうけたが離婚する。
その後、離婚した弟の王子ヘロデ=アンティパスと恋仲になり妻 (近親相姦) となった。
それを洗礼者ヨハネが「兄弟での妻をめとるのは、よろしくない・・・」と言い、ヨハネは捕えられて獄につながれる・・・
王の妻であったヘロデヤはその後もヨハネを恨み続け、彼を殺そうと思っていたが、ちょうど再婚した夫・ユダヤ王ヘロデ=アンティパスの誕生日の宴席で、娘のサロメが舞をまい宴席の人たちを喜ばせる。
そこで王はこの姪にあたるサロメに「ほしいものはなんでもあたえよう・・・」と言い、「ほしければ、この国の半分でもあげよう」と誓って言うと・・・
娘のサロメは、母のヘロディアに「何をお願いしましょうか?」と尋ねると、母は憎っくき「ヨハネの首を・・・」と答えた。宴席の義理の父で、ユダヤ王ヘロデ=アンティパスはすぐに衛兵をつかわし、ヨハネの首を持って来るように命じ、衛兵は獄中でヨハネの首を切り取り盆にのせて持ってきてサロメに与える。
その後ヨハネの弟子たちは、その死体を引き取り墓に納める・・・が、ヨハネは死の中から再びよみがえって「出現」する・・・
ヘロデはこれを聞いて、「わたしが首を切ったあのヨハネがよみがえったのだ」と叫ぶ・・・
『マルコによる福音書』— マルコ 6:14-29(律法を守り倫理的な生活を送るヨハネが、人間としての律法を守らない「罪」の「悔い改め」を求め、斬首後も真理を問いただす・・・)
新約聖書のマルコによる福音書のサロメ様は、
舞を待ったご褒美をお母ちゃんに「どないしましょ」と聞いて、
ヨハネの首をって言っただけやん💦
オスカーワイルドのサロメ様は、とてもやばい少女になってます💧
そしてビアズリーのサロメの絵の美しいこと💖
少女が驚きをもって男を見る。
サロメ「なんとやつれていること! やせた象牙の人形のよう。銀の像のよう。さぞやあの男は月のように浄らかであろう。月の光のよう、銀の光の矢のよう。あれの肌は象牙みたいに冷たいにちがいない。もっとそばによって見てみよう。」
少女は男に恋をする。
サロメ「ヨカナーン、あたしはそなたの肌に恋いこがれているのだよ! そなたの肌は白い、一度も草刈りが鎌を入れたことのない野に咲く百合のように。(中略)……そなたの肌ほどに白いものはこの世のどこにもありはしない。そなたの肌にさわらせておくれ。」
男は少女の恋を拒む。
少女は七つのヴェールの踊りを舞い 男と口づけするために男の首を所望する。
銀の皿の上の男の首は少女のものである。
サロメ「ああ! おまえの口にくちづけしたよ、ヨカナーン、おまえの口にくちづけしたよ。おまえの唇は苦い味がした。あれは血の味だったのか?……いいえ、ことによると恋の味かもしれぬ……恋は苦い味がするとか……でも、それがなんだというの? それがなんだというの? あたしはおまえの口にくちづけしたのだよ、ヨカナーン。」
少納言👩は、変態と呼ばれようとも『サロメ』が好きなんじゃ✊
ギュスターブ モローの『サロメ』
ビアズリーの『サロメ』
妖しく耽美なオスカー・ワイルドのサロメ、
サロメには限りなく無邪気でで無垢な子どものような心も感じるのでございます🌸
オペラ『サロメ』
更にリヒャルト・シュトラウスの音楽が絡み合ってくるからとんでもないことになります💦
登場人物はそれぞれにまともじゃないっ
しかしオスカー・ワイルドの流麗な文体、言葉ひとつひとつが宝石のよう💠
妖しい月の光の中での美しい悪夢🌃。
問答無用 このオペラは美しい
有名な7つのヴェールの踊りです。沼尻竜典様の指揮でございます✨
ずいぶん前になりますが、
びわ湖ホールの『サロメ』に背の君👨💼と竜姫🐲👸と三人で参りました🌟
演出も歌手の方々、オケも沼尻様の指揮も素晴らしくて一生の思い出です🌹
今は舞台を見ることはなかなかかないませんが、
BSなどでもクラシック、オペラなどをやっておりますゆえ是非ご覧ください🌟
美しきものを観たり聞いたりすると幸せな気持ちになりますよ🌿
モローの繊細で耽美な絵も好き💖
[http:// ]