春すぎて 夏来(き)にけらし 白妙(しろたへ)の
衣(ころも)ほすてふ 天(あま)の香具山(かぐやま)
いつの間にか、春が過ぎて夏がやってきたようですね。夏になると真っ白な衣を干すと言いますから、あの天の香具山に(あのように衣がひるがえっているのですから)。
なんておおらかな歌なのだろう🌿
夏に白い衣、爽やかな風が通り抜けるような素敵な歌🌱
1分音読で若返る🌿〜Enjoying My Life🌱ぜひ、一緒に音読してくださると嬉しいです。
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時代の荒波を乗り越えた天皇の皇女として生まれ、
天皇の皇后になり、そして女帝として即位されました。
父上は天智天皇てんじてんのう(中大兄皇子)
叔父さんに当たる大海人皇子おおあまのおうじの妃となりました。
叔父さんと結婚するということですでにびっくり💦
大海人皇子は天智天皇の皇太子の地位につきましたが、
いろいろあって朝廷を去って吉野山に入りました。
お妃の持統も一緒についていきました。健気じゃ(´;ω;`)
天智天皇が亡くなった後、持統の異母弟の大友皇子が天智の後を継ぎました。
もうすでに人間関係がわやくちゃ😓
大海人は壬申じんしんの乱を起こし、大友(弘文天皇こうぶんてんのう)を倒して皇位につき、天武天皇てんむてんのうとなりました👑
飛鳥浄御原あすかきよみはらに都を定め持統は皇后になりました🌸
持統は天武天皇の政治を補佐し、夫の死後は皇太子 草壁くさかべ皇子を助け、草壁皇子が若くして亡くなった後は、正式に即位しました🌟
皇位を孫の文武もんむ天皇に譲るが、太上(だいじょう)天皇として文武の政治を助けました。
波瀾万丈の持統天皇の生涯を描いた 里中町子先生の「天上の虹🌈」はおすすめです🌟
百人一首には、お父上の天智天皇の御歌(1番)もあります。
んで、お父君の天智天皇のお妃様で、
持統天皇の旦那様の天武天皇の元お妃様に額田王がおられます💠
もうなにをいってるんだかわからない( ;∀;)
斉明(さいめい)天皇は百済(くだら)からの援軍要請に応え、瀬戸内海から九州に軍を進めていました。額田王は困難な戦いに立ち向かう人々を、この歌で勇気づけました。
んで、その額田王が 宴でこんな歌を歌うわけよこんな歌を読むわけよ😅
天皇の、蒲生野(かまふの)に遊猟(みかり)したまひし時に、額田王の作れる歌
あかねさす 紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る
あかねさす むらさきのゆき しめのゆき のもりはみずや きみがそでふる
〜茜色の あの紫草の野を行き その御料地の野を歩いてるとき 野の番人は見ていないかしら ああ あなたそんなに袖を振ふらないでよ
あのですね‥、野の番人って 聞きようによっては 恐れ多くも天智天皇のこと😰
そして、元旦那様からはこうお返事が‥\(//∇//)\
むらさきの、匂(にほ)へる妹(いも)を憎くあらば
人妻ゆゑに、我れ恋ひめやも
〜紫のように美しい君。君を憎く思うのなら、人妻なのにどうしてこんなに想うものでしょうか。
ええっと、お父さんのお妃様と、夫が大人の恋の歌をかわしておりますやんか(^◇^;)
ほんで、夫さんはじつは叔父さんにあたるのよねー。
もうカオスよカオス😅
天智天皇(1番)にひきつづいて、収拾がつかなくなったのでこのへんで🙇
💠おまけ💠
大人の恋の舞台になったのが、なんと滋賀県でございます💖
蒲生野は、滋賀県の東近江あたりと言われています。
万葉の森、船岡山ではレリーフもありますよ。
おいでませ、滋賀県🌟
万葉の人々に思いを馳せつつ、滋賀県の美味しいものを食べて、綺麗な琵琶湖をみてたのしんでくださいね😊
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