少納言👩の好きな歌
「願わくば 花の下にて 春死なむ その如月の 望月の頃🌸」
西行法師様の歌でございます。
菅原道真公といえば梅を連想し、西行法師様といえば桜を連想するワタクシ‥🌸
その西行様が植樹されたという桜があるお寺が京都にございます🌟
勝持寺/花の寺🌸しょうじじでございます🌿
このお寺は能楽 西行桜さいぎょうさくらの舞台として、別名「花の寺(はなのてら)」とも呼ばレています。
どうぞこちらをご覧ください🌿
西行桜といえば、世阿弥ぜあみの作品
↑リンクより引用しました🌸
嵯峨野の奥、西行の庵に咲く桜の評判を聞き、花見に訪れた都人たち(ワキツレ)。
ひとり閑かに花を眺めていた西行(ワキ)は、静寂が乱されることを不本意に思いつつも、遥々やって来た一行を思いやり、入庵を許してしまう。花を愛する西行は、その花ゆえに隠遁の生活を全うできぬことだけが“桜の咎”だと述べて嘆息すると、一首の歌を詠む。
その夜。西行の夢枕に、庵室に咲く老桜の精(シテ)が現れた。
老精は“桜の咎”という西行の言葉に異を唱え、俗世と思うも求道の地と思うも心次第だと述べると、時を違えず咲く花こそが仏法の表れなのだと明かす。
春爛漫の洛中洛外の情景を讃え、花の盛りに表れた生命の輝きを説く老精。
やがて暁がた、老精は西行との別れを惜しんで名残りの袖を翻すと、夜明けとともに消えてゆくのだった。
西行法師様、能楽「西行桜」でも桜つくし🌸
西行様一人で見る桜
人が桜の美しさゆえに、わらわらやってきて隠遁生活の静寂乱されるわい💧とぼやく。
「花見にと 群れつつ人の 来るのみぞ あたら桜の とがにはありける」
「桜の花を見にと人々が大勢やって来ることだけは、独りで静かにいたいと思う自分にとって、惜しむべき桜の罪であるよ」
そしたら枕元に桜の精がやってくる🌸
残念ながら美女ではなくおじいちゃん(。・ω・。)
「浮世と見るも、山と見るも。ただその人の心にあり。非情無心の草木の。花に浮世の科(とが)はあらじ。」
どのように感じるかは見る人の心であって、それ自体に良いも悪いもはありません。
見るもの聞くもの、起こることも、そのものに良し悪しはない。ただその人の心の内にあると考えれば、何が起きようとも穏やかな心でいられる。
‥‥めちゃめちゃ深い🙏
桜の精は、京都の名所の美しい桜を描写しながら舞う🌸
桜つくしの美しい能「西行桜」
桜を愛した西行法師様ですが、
「願わくば 花の下にて 春死なむ その如月の 望月の頃🌕」
できることなら、春、桜の下にて死にたい。二月のお釈迦様が亡くなった、あの満月のころに。
華やかな満開の桜もよき、たくさんの人と見る桜も一人で眺める桜もよき✨
でも、誰も見るものがいなくても、
月明かりの中 咲き誇る桜の妖しいまでの美しさに憧れる気持ち、わかる気がするな🌕🌸
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