上手に歳を重ねることは難しい。
疑り深くもなり頑固にもなる。
それは少納言👩自身も行く道でもある🌿
『イワン雷帝👑とその息子』(レーピン🎨トレチャコフ美術館蔵)
絵の中にゴツい杖があります。
残虐な暴君としてしられているイワン四世(イワン雷帝)は、気に入らないことがあれば杖でぶんなぐってました。
そして我が子までも激情のままに杖でなぐり 死にいたらしめました😢
胸に抱いた息子はだんだん冷たくなっていきます。
我にかえった時の絶望はいかばかりでしょう。
レーピン様の筆は容赦がない。
深い深い孤独と悲しみ‥
最高権力者で人の命すら、どうとでもできる皇帝👑
誰の言うことも聞かない、いさめてくれる人もいない‥
全てを疑い 心安らぐ日はなかっただろう。
私は、この絵の殺された息子は虐殺された人々、
心ならずも人を手にかけた兵士たちのように感じます。
権力者の底知れぬ孤独や混乱は、多くの犠牲をともないます。
素晴らしき芸術の国ロシア🇷🇺
力ではなく芸術の力で世界を席巻してほしい🙏
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