我は、羽のおもちゃが好きである。
ふりふりと羽根を振られると 光の速さで追いかけるのだ🌟
下僕の少納言👩が、たまにうんちくを披露する🍀
「宇多天皇の猫様も、誰よりもネズミをとるのが早くて俊敏だったんだって🌟」
恐れ多過ぎんか?少納言👩よ‥
🌸宇多天皇御記 うだてんのうぎょき🌸
「愛其毛色之不類。餘猫猫皆淺黑色也。此獨深黑如墨。爲其形容惡似韓盧」
うちの猫は類まれな毛色。よその猫はみんな浅黒い色なのに、うちの猫は墨のような漆黒の毛色で美しい。まるで韓盧のようだ
※韓盧とは、韓の国の名犬のこと
「其伏臥時。團圓不見足尾。宛如堀中之玄璧。其行步時。寂寞不聞音聲。恰如雲上黑龍」
伏せているときは足もしっぽも見えず、まるで黒い宝玉のようだ。歩くときはひっそりとして音もたてず、雲の上の黒龍のようだ
「亦能捕夜鼠捷於他猫」
また、ほかの猫よりも素早くネズミを捕まえることができる
少納言👩は、うんちく好き 知ってることは口に出さないと気が済まないので、
恐れ多くも宇多天皇の真似をして我を愛でるのである。
ちなみに、我は黒猫ではない。
ブルーグレーである🐱
少納言👩は、
「こまけーことはええんだよっ🕺」と言って気にする様子がない💧
「ワタクシの品質保証期間は過ぎました🌷」と高らかに宣言してから好き放題している。
オバチャンというのは実に楽しそうである。
「亦能捕夜鼠捷於他猫」
また、ほかの猫よりも素早くネズミを捕まえることができる
宇多天皇の猫殿はネズミをとるのが上手であったそうだが、
我も羽のおもちゃを捕まえるのが得意であるぞ🌟
勝負ができぬのが残念である。
上リンクより引用🌸
そして宇多天皇は、のちに「寛平の治」と呼ばれる理想的な時代を築きました。当時権勢を誇った藤原北家の人物だけでなく、学者の家出身の菅原道真も積極的に重用しました。また、地方の国司との結びつきを強めて律令制への回帰を強く志向する、遣唐使を廃止するといった改革が行われたのもこの時代でした。
一方で、和歌にも優れた宇多天皇は歌合をしばしば主催するなど、文化の興隆にも大きく貢献しています。
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