日本の伝統芸能、
幽玄の能楽も素晴らしいものですが、狂言もおすすめでございます。
装束なども、はっと目を見張るくらいデザイン性が高く狂言の楽しみの一つです。
教科書に載っていた狂言の「附子ブス」などは皆ご存知と思います🌸
附子ぶすってね、トリカブトの根っこを加工した毒☠️のこと。
カブトに似た可愛いお花なんだけど、毒があるので要注意です🚨
ある日、主人は太郎冠者たろうかじゃと次郎冠者じろうかじゃに留守番するようにいうわけ。
主人は二人に桶を見せて、この中には附子という毒が入ってるから近づかないようにと言い置いてお出かけしました。
完全に、押すなよ、絶対押すなよのパターンじゃん😅
だめだと言われると、やってみたくなるのが人情。
つい、中を見てしまうわけよ👀
中身は附子ではなく、おいしそうな砂糖💖
二人とも、つい砂糖を口にしてしまい全部平らげてしまいます。
そして、言い訳のために主人秘蔵の掛け軸や、天目茶椀を壊して、大声で泣きながら主人を待ちます。二人は、驚き怒る主人に、わけを話すのです。
大事なものをぶち壊したから、死んで詫びようと思って附子を食べたー💃
でも死なないのー(。・ω・。)
よくある話だけど、ご主人気の毒すぎる💦
天目茶碗とか、べらぼうに高いやつなんじゃなかろうか💧
ていうか国宝だし👑
鎌倉中期の仏教説話集 『沙石集』しゃせきしゅうの逸話を元にした狂言だそうです。
そういえば、一休さんのとんち話でも見たかなあ🌸
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やばいくらいの愛妻家の和泉元彌様が、わかりやすい狂言チャンネルをアップしてくださってます。ぜひ、お子様と一緒にご覧くださいませ🍀
狂言は、お子様が見てもわかりやすいです。
もしかしたら、大人よりも狂言の世界にスッと入り、楽しんでくれるかもです🌿
和泉元彌様の動画は、衣装の説明もしてくださってます。
狂言をご覧になる時には、前もって予習しておくとさらに楽しめるかもしれません🤗
上リンクより一部引用🌼
例えば衣装ですが、
装束の柄や模様は斬新なものが多く、例えば太郎冠者が着る肩衣の背には、鬼瓦や蕪、瓢箪など大胆で印象的な図案が染められている(写真 肩衣のイセエビ)。
肩衣の下に着る縞熨斗目や狂言袴などの装束との組み合わせによって、太郎冠者の明るさを引き立ている。
大名、主人、女、僧、山伏などは、装束と小道具などによって、その役が何者であるかわかるものが多い(写真 素襖)。
動物でも狐や猿、狸の役は、写実的な面とモンパといった着ぐるみによって、その動物であることが一目瞭然である。
一方で馬や茸、蚊などは、そのものの姿を真似て扮するのではなく、面や装束、頭や小道具などで、それらしさを表現する。
能では役者は白足袋を用いるが、狂言では淡い金茶色・黄色の足袋をはく。家によっては細い縞が入っている。