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源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸

源氏物語&古典をはじめ、日常の生活に雅とユーモアと笑顔を贈ります🎁

2023-03-28から1日間の記事一覧

源氏の返事は赤い花の歌🌷【源氏物語96 第六帖 末摘花16】命婦はおかしくて笑った。宮家では女房達が集まって手紙を読んだ

「くれなゐの ひとはな衣《ごろも》 うすくとも ひたすら朽たす 名をし立てずば」 その我慢も人生の勤めでございますよ」 理解があるらしくこんなことを言っている命婦も たいした女ではないが、 せめてこれだけの才分でもあの人にあればよかったと 源氏は残…

末摘花の手紙と贈り物🎁【源氏95 第六帖 末摘花15】装束は古めかしく 薫香付きのゴツい紙に上手でない歌であった。源氏は末摘花の歌を書く、末摘花はベニバナ 赤い花(鼻)である

その年の暮れの押しつまったころに、 源氏の御所の宿直所《とのいどころ》へ 大 輔《たゆう》の命婦《みょうぶ》が来た。 源氏は髪を梳《す》かせたりする用事をさせるのには、 恋愛関係などのない女で、 しかも戯談《じょうだん》の言えるような女を選んで…

常陸宮の姫を支えていこうと思う源氏【源氏物語94 第六帖 末摘花14】頭中将がこの結婚をどう批評するだろうと救われ難い気がする源氏。姫は素直に喜んだ。

車の通れる門はまだ開けてなかったので、 供の者が鍵《かぎ》を借りに行くと、 非常な老人《としより》の召使が出て来た。 そのあとから、娘とも孫とも見える、 子供と大人の間くらいの女が、 着物は雪との対照で あくまできたなく汚れて見えるようなのを着…